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スピーカーによる振動の様子を可視化

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スピーカーによる振動の様子を可視化

音楽を聴く際に使用されるスピーカー。これは、電気信号を物理的な振動に変化させることで音を伝達させています。

そこでこのスピーカーから出る「音」に着目し、その音による振動を可視化しました。

この計測では、弊社取り扱いのハイスピードカメラのPhatom Miro C321 M モノクロ2台でステレオ撮影を行い、ひずみ計測ソフトウェア Mercury で解析しました。

ハイスピードカメラの撮影パラメータは、解像度 1,920 x 1080、撮影速度は 1,400 fps です。

今回の計測の結果、右下の動画に示す通り、音声による振動は本体には伝搬しておらず、スピーカー部分でのみ、振動していることが確認できました。また、左図に示したひずみの分布をみると、スピーカーの縁で大きくひずんでいることが確認されます。

加えて、右上図に示す高速フーリエ変換を用いた周波数に対する振動分布の結果では、今回流した音声以外に100 Hz 付近での振動を検知しており、これは本体が何かしらの影響を受けて振動していることを示唆しています。

本事例のような、振動計測に興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

使用機材

撮影条件

  • 解像度:1,920×1,080 ピクセル
  • 撮影速度:1,400 fps

高速現象の可視化・解析はノビテックにお任せください。

ノビテックでは、高速現象の可視化・解析に最適な動作計測機器、ソフトウェアを取り扱っています。
画像計測ノウハウを持ったスタッフに、ぜひお気軽にご相談ください。



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