水素燃焼におけるUVハイスピードカメラとI.I.の撮影比較
水素燃焼は、水素が酸素と化合して水を生成する反応です。
水素エンジンは、その燃焼自体はCO2を排出しないため、クリーンなエンジンとして期待され、様々な自動車メーカ、大学・研究機関で研究・開発されています。
水素燃焼自体は通常のハイスピードカメラのみでは観察できません。
従来は、ハイスピードカメラにI.I.(イメージインテンシファイア)を取り付け、大幅にゲインアップすることで観察されてきました。
I.I.を用いると画像がノイジーなものになります。(動画右側)
一方、UVに波長感度のあるUVハイスピードカメラと310nmのバンドパスフィルタを装着すると、燃焼の輪郭が鮮明に捉えられ、燃焼状況の観察に役立ちます。(動画左側)
これまで得られなかった燃焼状態の可視化に、ぜひUVハイスピードカメラをお試しください。