スプリットホプキンソン棒による岩石の衝撃試験・DIC解析
スプリットホプキンソン棒法は、材料試験を通じてヤング率や材料定数等を動的に決定するための手法です。
スプリットホプキンソン棒は、まず高圧の圧縮空気により衝撃棒を発射します。
衝撃棒で押し出された入力棒と出力棒で、円筒状の材料試験片を挟み、圧縮破壊します。
破壊時のひずみを計測することで、様々な材料定数を計測します。
今回の試験では岩石を破壊しました。
使用したカメラはPhantom T3610で解像度256x64で87万fpsです。
φ30mmの試験体の中心に亀裂が入ることがわかっているので、中止付近だけを視野として撮影しています。
撮影画像をDICソフトウェア「Mercury」で解析しました。
ハイスピードカメラで撮影しただけではわかりにくいひずみもMercuryにより可視化が可能です。
亀裂が入る前から少しずつひずみが出ていることがわかります。
スプリットホプキンソン棒法において、ひずみ値は非常に重要ですので、ぜひ実験でのご使用・お試しをご検討ください。
使用機材
撮影条件
- 画素数:256×64ピクセル
- 撮影速度: 870,000 fps
- 露光時間: 0.87μs
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