UVハイスピードカメラによるバーナー火炎のOH発光強度比較
バーナーの火炎をUVハイスピードカメラで撮影しました。100mmのUVレンズと310nmバンドパスフィルタを装着しました。一般的にOH発光は310nm近辺で発光しますが、通常のハイスピードカメラの波長感度特性で300nm前後の感度は弱く、I.I(イメージインテンシファイア)が必要です。UVハイスピードカメラなら、I.Iなしで310nm波長の気炎が撮影可能です。本事例では、混入する水素と酸素の量を変えた際の火炎の状況の比較を行いました。火炎の形状だけでなく、輝度値の違いが確認できます。お客様からは、シミュレーションの結果とほぼ一致し、実験においての確からしさを実証できたとコメントをいただきました。ぜひ一度お試しください。
使用機材
撮影条件
- カメラ:Phantom T3610-UV
- 解像度:1280×800 ピクセル
- 撮影速度:2,000 fps
- 露光時間:490 μs
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