リアルタイム解析による物体変形による異常検知
本事例では、VENUS3D Rのリアルタイム解析機能を活用し、物体変位の異常値を検出して信号を出力する仕組みをご紹介します。
生産工程では、製品の品質や生産効率を維持するために、異常検知が不可欠です。
基準値以上の変形などを迅速に検出することで、不良品を発見でき、生産の安定性を確保できます。
これらはVENUS3D Rを用いることでリアルタイムかつ、高精度で実現することができます。
本計測は、万力を用いてアルミ製の缶箱の形状の変位を計測しました。計測機器には、PrimeX41を使用し、缶箱に6.4mmマーカーを貼りつけることで変位を計測しています。
本動画の変位P1は左上にある黄色のマーカーで、0.01mmの変位を計測しています。変位が1.00mmを超えると、VENUS3D RからADコンバータを経由してアナログ信号を出力します。
このアナログ信号を用いることで、異常の検知を迅速に知らせることが可能です。VENUS3D Rはリアルタイム機能が充実しており、生産ラインなどの現場で活用される機能が充実しています。
使用機材
- PrimeX41
- 3次元動作解析システムVENUS3D R
撮影条件
- 撮影速度:100Hz
- 使用カメラ台数:3台
- 解像度:2048×2048
- 計測空間:H300mm×W300mm×D300mm
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