炭火の「瞬間」を捉えるハイスピード撮影事例
バーベキューで炭を燃やすとき、私たちの目にはただ「燃えている」ようにしか見えないその現象の中では、実は非常に複雑で美しい反応が起きています。
今回は、カラーの高解像度ハイスピードカメラを用いて、炭の燃焼、粉塵の飛散までの一連の過程を4,000 fpsで撮影し、人間の目ではとらえられない瞬間を映像として記録しました。
炭が燃えている赤橙色の表面が濃淡を持って、表現されます。
また、カメラの画素数が4,000,000 ピクセルと高精細なため、微細な灰が炎の上昇気流に乗って舞い上がります。
これも肉眼では「ふわり」とした動きに見えますが、ハイスピード映像では灰の破片一つひとつが複雑な挙動をしながら上昇していく様子が観察できます。
微細な挙動や鮮明な画像の取得に、ぜひPhantomのKTシリーズをお試しください。