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TMX7510による噴霧現象の撮影比較

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TMX7510による噴霧現象の撮影比較

画像提供:VisionResearch社

ハイスピードカメラPhantom TMX7510を用いて、噴霧現象を撮影しました。
噴霧現象は日常的なものから、研究開発におけるものまで幅広くありますが、ノズル近傍はとても速く高スペックなハイスピードカメラが必要です。

今回は最高撮影速度175万fpsのPhantom TMX7510で撮影方法を変えながら3つの視点で比較しました。

1.露光時間の違い 撮影速度は18万fpsのまま、露光時間1μsと95nsで比較しました。
露光時間を短くすることで、現象がブレずに撮影できます。
95nsの画像は、1μsの画像より10倍以上短くシャッタを切ることで、高速な粒子がいっそうシャープに映っています。
短露光の懸念点は画像が暗くなることですが、95nsまで短露光にしてもTMX7510の高感度センサにより明るさも充分足りています。

2.フレームレートの違い 通常モードで1280x64で87万fps、1280x32で170万fpsで比較しました。
縦解像度が64と32で視野エリアが変わりますが、倍近い170万fpsは粒子がよりゆっくりと撮影できています。
どちらの撮影にするか、撮影目的に応じて変更できるのもTMX7510の強みです。

3.ビニングによる解像度の違い 170万fpsで、通常モード:1280x32とビニングモード:640x64で撮影しました。
2x2ピクセルを1ピクセルにするハードウェアビニングを行うことで、横解像度は減りますが縦の解像度を64にできます。
また感度が1.3倍近く向上します。
Phantom TMX7510は目的に応じて解像度やフレームレートを変更して撮影できます。

PhantomTMX7510をぜひお試しください。
また今回の比較をご覧いただき、ぜひハイスピードカメラの選定にお役立て下さい。

使用機材


撮影条件

  • 画素数:640×64ピクセル
  • 撮影速度:1,700,000fps
  • 露光時間:95ns
    など複数条件

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