急速圧縮器を用いた希薄水素予混合気の点火
画像提供:九州大学エンジンシステム研究室
普通のハイスピード撮影では水素の火炎を確認できません。
UVに波長感度のあるUVハイスピードカメラと310nmのバンドパスフィルタを用いることで水素燃焼を可視化することができます。
また310nmでの特徴としては、水素燃焼によって発生したOHラジカルによって、
キャビティ内(画像上部の台形内)から画像下部の主燃焼室にかけて火炎ジェットが噴射されているのが確認できると思います。
この火炎ジェットによって主燃焼室内の希薄混合気の確実な点火と燃焼の促進を行います。
使用機材
撮影条件
- カメラ:Phantom T3610-UV
- 解像度:800×1,024 ピクセル
- 撮影速度:10,000 fps
- 露光時間:99 μs
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