矩形管内を伝播する火炎の可視化撮影
縦30mm × 横30mmの矩形管内を伝播する火炎をPhantom TMX7510モノクロで可視化しました。
画像提供:広島工業大学 八房先生
閉管端近傍を撮影。可視領域の右端が閉管端。メタン・酸素の等量混合気を、アルゴンもしくはメタンで希釈しています。
希釈率が異なる伝播火炎を撮影しました。初期圧力は1気圧です。
マルチイオンプローブ計測を併用していますが、イオンプローブ計測との整合性を確認したいと考えて今回実験を行いました。
TMX 7510の高感度、短露光が活かされ、40万fpsでしっかり火炎の伝搬する画像が撮影できました。
また飽和しているピクセルは、PhantomのEDR機能によって露光時間を変えて飽和しないよう撮影できています。
なお、浮遊する白い粒子は、銅線をショートさせて焼き切り点火していますが、焼き切れた銅線の一部が浮遊しているものと考えられます。
使用機材
撮影条件
- 解像度:640×128ピクセル
- 撮影速度:400,000fps
- 露光時間:2.0μs
- 視野:縦30mm × 横100mm
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