ダンボールの3次元DICひずみ解析事例
オモリの落下によって段ボールが潰れる瞬間と、そのひずみ状況を3次元DIC解析にて可視化を行いました。
衝撃荷重が加わってから塑性変形に至るまでのひずみ状況が鮮明に捉えられています。
木材や金属よりも低コストで輸送・梱包資材として広く使われている段ボールですが、 その役割は梱包資材として荷物をまとめるだけでなく、輸送中や倉庫で積み上げられた際に荷物を衝撃や荷重から守ることが重要な役割といえます。
今回は空の段ボールにオモリの入った段ボールを落下させ潰れる瞬間を2台のカメラで撮影し、DIC解析によってひずみ分布の可視化を行いました。
各荷重におけるひずみ分布を可視化することで、材質・厚み・構造デザインによってどの程度の強度があるか定量的に判断することが可能になります。
使用機材
ひずみ解析ソフトウェアMercury 簡易デモのご案内
ひずみ解析ソフトウェアMercuryのWebページでは、説明に沿ってクリックしていくだけで解析を体験できる「簡易デモ」機能がございます。
インターフェースや解析の流れを実際に体験することができますので、ぜひお試しください!
撮影条件
- 画素数:1,280x800 ピクセル
- フレームレート:5,000fps
ひずみの可視化・解析はノビテックにお任せください。
ノビテックでは、ひずみの可視化・解析に最適なカメラ、ソフトウェアを取り扱っています。
画像計測ノウハウを持ったスタッフに、ぜひお気軽にご相談ください。