ストリーマ放電の伸展過程を2億fpsの超高速撮影

ストリーマ放電とは、プラズマ放電の一種で、空気中のウイルスや細菌、カビ等の除去にも役立つ技術です。
空気清浄機やエアコンなどに搭載されているプラズマ放電ユニット、がん治療等に応用されています。
ストリーマ放電の伸展過程を2億fps(5ns間隔)で撮影しました。
お客様がこれまで1枚しか撮影できなかった現象が、4枚の超高速の連続写真で撮影できました。
発光が弱く現象が非常に速いため、可視化は難しいとされます。
今回は大気圧、室温環境で、電極間距離13mm、20kVの条件で実験を行いました。
微弱な発光の放電現象が進展している過程が5nsの極短露光でもしっかりと捉えられています。
事例のポイント
- 超高速で撮影ができ、最大10億fpsが可能なカメラ「SIM」を使用
- 微弱な光を捉える「超高解像度イメージインテンシファイア」搭載
- 1,280×960 ピクセル、12ビットの画像取得
使用機材
以下の画像のように設置しました。
撮影条件
- 解像度:1280x960ピクセル
- 撮影速度:2億コマ/秒
- 露光時間:5ns
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ノビテックでは、通常のハイスピードカメラだけでなく、超高速領域100万fps~10億fpsまで対応した製品を取り扱っています。
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