VENUS3D R新機能事例集

スポーツ動作の評価では、目視だけでは確認しにくい動きがあります。
- スイング中の身体重心がどの方向に動いているのか。
- 投球時に体幹の減速と手の加速がどのタイミングで起きているのか。
- 上肢の角度や道具先端の位置が、動作中にどのように変化しているのか。
VENUS3D Rは、モーションキャプチャで取得した3次元座標データを解析するソフトウェアです。
リアルタイムでの数値化、計測後のデータ整理、グラフ化、動画との組み合わせまで、VENUS3D R上で対応できます。
本記事では、VENUS3D Rの新機能を使った人体動作計測の事例をまとめて紹介します。
スポーツ系の展示会で、打撃、投球、上肢動作、道具を使う動作の計測イメージを確認したい方に向けたサマリページです。
VENUS3D R新機能で見える動き
VENUS3D Rでは、マーカー座標をもとに、身体や道具の動きを数値として確認できます。
今回紹介する事例では、次の機能を活用しています。
| 機能 | できること | 活用事例 |
|---|---|---|
| 重心追加機能 | 身体重心、体幹、手などの重心を算出する | 打撃フォーム、投球動作 |
| 座標系作成機能 | 身体部位や対象物に合わせた座標系で角度を算出する | ボトル開閉動作、歯ブラシ姿勢 |
| ポイント推定機能 | 直接マーカーを貼りにくい先端位置を推定する | はんだごて先端、歯ブラシ先端 |
スポーツ動作解析では、選手の感覚や指導者の目視評価に、3次元座標、角度、速度、加速度、重心軌跡を重ねて確認できます。
フォームの違いやトレーニング前後の変化を、動画と数値の両方から見られる点が特徴です。
事例動画
打撃フォームにおける身体重心軌跡の比較
重心追加機能を使い、打撃フォーム中の身体重心の動きを確認した事例です。
同一被験者の右打席と左打席を比較し、スイング中の重心高さや軌跡の違いを可視化しています。
投球動作のバイオメカニクス
重心追加機能を使い、体幹の重心加速度と手の重心速度を比較した事例です。
経験者と非経験者の投球動作を比較し、体幹から上肢への運動連鎖を数値で確認しています。
ボトル開閉動作による上肢角度の算出
座標系作成機能を使い、肘、前腕、手首の角度を算出した事例です。
ボトルのキャップ開閉動作を通じて、左右上肢の連動や前腕の回旋を確認しています。
この計測は、ラケット、バット、クラブ、グリップ、トレーニング器具など、道具を扱うスポーツ動作の評価にも応用できます。
ブラッシングにおける歯ブラシ先端と上肢角度の3次元計測
ポイント推定機能を使い、口腔中に隠れてしまう歯ブラシ先端の軌跡を可視化した事例です。
事前に歯ブラシ先端へマーカーを付けた静的試技データを取得し、その位置関係をもとにブラッシング中の先端位置を推定しています。
また、歯ブラシの座標系を生成することで、歯ブラシ自体の3次元的な姿勢や、肘、手首、前腕回旋などの上肢挙動も確認できます。
はんだごて先端の座標推定
ポイント推定機能を使い、直接マーカーを貼りにくい先端位置を推定した事例です。
はんだごて先端にマーカーを付けた静的計測データをもとに、作業中のこて先座標を推定しています。
スポーツ分野では、道具先端、グリップ、打点付近など、マーカーを置きにくい位置の挙動を考える際の参考になります。
スポーツ科学、用具開発、リハビリでの活用
VENUS3D Rによる人体動作計測は、競技フォームの評価だけでなく、研究、製品開発、教育、リハビリテーションでも活用できます。
活用例:
- 野球、ゴルフ、テニスなどのスイング動作解析
- 投球、投てき、ジャンプ、走行動作の比較
- 用具の形状や重量が身体動作に与える影響の評価
- トレーニング前後のフォーム変化の確認
- リハビリ中の荷重移動や関節角度の確認
- 熟練者と初心者の動作差の可視化
スポーツ展示会では、計測したい動作や評価したい指標が具体的に決まっているケースが多くあります。
ノビテックでは、カメラ台数、計測空間、マーカー配置、解析項目、外部機器との同期まで、目的に合わせた計測方法をご提案します。
3次元動作の計測と解析はノビテックにご相談ください
ノビテックでは、3次元動作の可視化と解析に適した動作計測機器、ソフトウェアを取り扱っています。
VENUS3D Rを使った計測では、人体の動き、重心、角度、速度、加速度、道具先端の軌跡などを、目的に合わせて解析できます。
スポーツ動作解析、人体動作計測、用具評価、研究開発、技能伝承でお困りの方は、計測したい動作や確認したい指標をお知らせください。
画像計測のノウハウを持つスタッフが、計測方法から解析項目までご相談を承ります。



