背景と目的
製品の扱いやすさを評価する際、アンケートなどの主観的な評価に頼る場合が多く、客観的な数値データに基づく設計へのフィードバックが困難という課題があります。製品の形状や重量がユーザーの動作に与える影響を把握することは、より扱いやすい製品を開発するために重要です。そこで、本事例ではボトルのキャップ開閉動作および注水動作に着目し、モーションキャプチャシステムによる3次元動作解析を実施しました。
測定手法
ボトルの開閉動作をVENUS3D Rを用いて撮影し、肘(ELBOW)の角度・前腕の回転・手首(WRIST)の角度をそれぞれ算出しました。解析により、左右の前腕の回転角度がキャップを開ける際(4.5 秒付近)に逆方向に回転し、左右が連動して動く様子が明確に読み取れました。
結果と評価
解析結果から、関節の動きや可動域を定量的に評価でき、従来の感覚的評価に留まらない運動学的根拠に基づいた客観的な製品評価が実現しました。VENUS3D Rは、ユーザーの細かな動きを精密に捉えることで、製品設計に有用なデータを提供します。




