EV用モータの銅平角線の溶接可視化
EVモータの銅平角線溶接の様子をカラーの高速度カメラにて可視化しました。
従来は1つの平角線の溶接の観察を行い、挙動の研究が多く実施されていましたが今回は実際の生産時の様子を初めて可視化しました。
近年自動車のEV化が進んでおり、EV自動車用のモーターの開発が急務となっています。
銅平角線の正確な溶接はEVエンジン開発、生産において重要な課題となっています。
平角線単品では溶接機のレーザーの種類、照射時間、当てるポイントなどが研究されました。
今回は実生産ラインを可視化することで本番の環境でも問題がないことが確認されました。
使用機材
- Phantom VEO 1310カラー
- 100mmマクロレンズ,F11、テレコンバーター2倍×1
- フィルター:UV/IRカットフィルター
- 照明装置:RGB調光型(REVOX社製)順光照射
撮影条件
- 解像度:1,280x960
- フレームレート:5,000fps
- 露光時間:20us
レーザー溶接の可視化・解析はノビテックにお任せください。
ノビテックでは、レーザー溶接の可視化・解析に最適なカメラ、ソフトウェアを取り扱っています。
画像計測ノウハウを持ったスタッフに、ぜひお気軽にご相談ください。