アルミへのレーザー溶接(ウォブリング)のカラー可視化事例
アルミ材へのレーザー溶接(ウォブリング加工)を、カラーハイスピードカメラで撮影しました。
ウォブリングは通常のキーホール溶接よりも現象が複雑なため、溶接条件の設定が難しい課題があります。
そこでハイスピードカメラでのカラー可視化を行うことで、溶融現象が見え、効率的に加工条件をテストできるようになりました。
可視化の課題と解決
レーザー溶接は明暗差が激しいため、ダイナミックレンジ(明るいところから暗いところまでの階調)が広いカメラが適しています。
Phantom VEO 1310はダイナミックレンジが広いため、溶融池や周辺部まで明確に観察がおこなえます。
このことから、溶接条件の最適化に繋がります。
レーザー溶接中のカラー可視化をおこなう事で、ワークへ入熱している色味情報や、溶融部の酸化被膜を詳細に観察できます。
使用機材
- Phantom VEO 1310カラー
- 100㎜ macroレンズ
- RGB調光型LED照明
- テレコンバータ2倍×2
- UV/IRカットフィルタ
撮影条件
- 解像度:1,280x960ピクセル
- フレームレート:10,000fps
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