衝撃波のBOSによる可視化~DICソフトウェアMercury~
東北大学 流体科学研究所 流動創成研究部門 宇宙熱流体システム研究分野 永井先生
千葉大学 航空宇宙熱流体研究室 太田先生
衝撃波は流体中を伝播する圧力波の一種で、圧力などの不連続な変化です。
そのため可視化は困難で、一般的にはシュリーレン法等を用います。
シュリーレン法の一つにBOS(Background Oriented Schlieren)があります。
背景型シュリーレン法とも呼ばれるBOSは、カメラで背景画像を撮影し光学的な歪み(密度勾配)を検出することにより、衝撃波や流れ場を可視化する手法です。
今回は一眼レフカメラで撮影されたBOS法の画像2枚で衝撃波を可視化しました。
元画像ではわかりづらいですが、当社DICソフトウェアMercuryRTを使用することで、鮮明に可視化できています。
Mercuryでは前画像と後画像の移動量から、このような背景差分画像の出力が可能となります。
デモも可能ですので、ぜひお試しください。
使用機材
撮影解析画像
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ノビテックでは、衝撃波の可視化・解析に最適なカメラ、ソフトウェアを取り扱っています。
画像計測ノウハウを持ったスタッフに、ぜひお気軽にご相談ください。