ドロップレットの減圧沸騰によるダイナミズム

ガラス壁面に静置した直径3mm程の液滴が減圧沸騰により微粒化する直前の様子をハイスピードカメラで撮影しました。微粒化の直前では液滴内に生成した気泡の急成長により液滴は2倍以上に大きくふくらみ,薄い液膜の部分から破れ崩壊します。その様子はまるで小さな星の最期を見ているようです。ハイスピードカメラPhantom T4040で2百万画素(2,048x1,204)で撮影することで、画面のどこで現象が起きても高精細に現象を観察することができます。また、高いダイナミックレンジにより、しわの様子、液膜の状況等の観察ができます。
使用機材
撮影条件
- カメラ:Phantom T4040
- 解像度:2,048×1,024 ピクセル
- 撮影速度:13,000 fps
- 露光時間:76μs
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