2色式熱画像計測システム「Thermera-NIR3」の販売を開始

高解像度化と設置性の向上により、高温プロセスの温度分布計測をより実用的に
株式会社ノビテックは、株式会社サーメラフォトニクス製の2色式熱画像計測システム「Thermera-NIR3」の販売を開始しました。Thermera-NIR3は、従来機種であるThermera-NIR2の後継機種として位置づけられるモデルです。
Thermeraシリーズが備える2色法による非接触温度計測の特長を継承しながら、高解像度化と運用性の改善を図っています。
Thermeraシリーズは、2色法アルゴリズムを用いた温度計測システムです。放射率の影響を受けにくく、ガラス越しでも温度計測しやすい点が特長です。
また、点ではなく面で温度分布を把握できるため、高温プロセスの状態監視、条件出し、トレーサビリティ向上に活用できます。
新製品Thermera-NIR3について
今回販売を開始するThermera-NIR3は、計測温度範囲を従来機と同等に維持しながら、画素数を960×600から2448×2048へと大幅に向上させたモデルです。
これにより、従来よりも細かな温度分布や局所的な温度ムラを捉えやすくなり、より高密度な情報に基づく評価や条件検討に対応しやすくなりました。
また、レンズマウントにはCマウントを採用し、レンズ選択がより幅広くなりました。
標準レンズは8mm、12mm、25mm、50mmの4つをラインナップしています。
標準レンズであれば、光学調整なしで交換が可能です。
さらに、従来4本だった通信・電源ケーブルはPoE対応のイーサネットケーブル1本に集約されています。
これにより、装置組み込み時の配線や設置の負担を抑え、現場での取り回しや運用のしやすさ向上が期待されます。
ファンレス構造も採用したことにより、粉塵などによる機器のトラブルや、密閉空間への設置もしやすくなりました。
株式会社ノビテックは、Thermera-NIR3の提案を通じて、高温プロセスにおける温度分布計測の高度化を支援し、現場での評価精度向上と工程改善に貢献してまいります。
Thermera-NIR3の主な特長
- 最大2448×2048の高解像度による温度分布計測
- 500℃~1200℃または900℃~1800℃の計測温度範囲
- PoE対応による通信・電源ケーブルの一本化
- ファンレス構造による運用性の向上
| 新製品 | 従来品 | |
|---|---|---|
| システム名 | Thermera-NIR3 | Thermera-NIR2 |
| カメラ | DensitoCam Duo3 | DensitoCam Duo2 |
| 画素数 | 2448x2048(500万画素) | 960x600(57万画素) |
| 撮影速度 | 2448x2048 5fps 1224x1024 20fps 612x512 80fps |
960x600 25fps 600x400 50fps |
| センサーサイズ | 2/3インチ | 1/1.2インチ |
| 計測温度 | 500~1200℃または900~1800℃ | 500~1200℃または900~1800℃ |
| インターフェース | POE_GigE | GigEx2、USB2.0 |
| レンズマウント | Cマウント 標準レンズ:8mm,12mm,25mm,50mm |
Fマウント |
| 寸法・重量 | 縦85 x 横80 x 奥行200mm 1.7kg | 縦110 x 横110 x 奥行135mm 1.5kg |
※外観、仕様は変更になる場合があります。



