トレッドミル上の馬のモーションキャプチャとハイスピード映像
モーションキャプチャとハイスピードカメラで馬の動作を可視化・解析
映像提供:日本中央競馬会競走馬総合研究所
モーションキャプチャシステム「VENUS3D R」を用いて、トレッドミルを走る競走馬の動作解析を行いました。
また、ハイスピードカメラ Phantom VEO 1310を使用し、馬の動作を撮影しました。
ハイスピードカメラとモーションキャプチャを同期撮影することで、測定点の数値化と実際の動きを照らし合わせて観察できます。
トレッドミル上の競走馬の動作解析
モーションキャプチャシステム「VENUS3D R」を用いて、トレッドミルを走る競走馬の動作解析を行いました。
モーションキャプチャを使うと、馬にほとんどケーブルをつけずに計測できます。
また、筋電計などの各種センサとの同期計測が可能となり、視覚的に動作の可視化や、各ポイントの角度や速度を簡単に数値化ができるため、定量的な評価にも使用できます。
使用機材
撮影条件
- 画素数:2,048×1,440ピクセル
- 撮影速度:240Hz
- マーカー数:34個
トレッドミル上の馬の高速撮影
ハイスピードカメラ Phantom VEO 1310を使用し、馬の動作を撮影しました。
ハイスピード撮影では光量の確保が課題となりますが、馬に強力な照明を当てることは困難です。
Phantom VEO 1310は従来機種(Phantom VEO E-310L)の4倍の感度を誇り、特別な照明を使用することなく、室内光で1,000fpsの高速度撮影が可能です。
馬の走る動作を詳細に観察することにより、運動動作の解析を行うことが出来ます。
使用機材
ハイスピードカメラ Phantom VEO 1310(カラー)
撮影条件
- 画素数:1,280 × 960ピクセル
- 撮影速度:1,000fps
- 露光時間:400us
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