ハイスピードカメラによる飛翔体のガラスへの衝突の撮影
ハイスピードカメラによるガラスが割れる瞬間の可視化
ハイスピードカメラ「Phantom TMX 7510」を使用し、飛翔体がガラスにぶつかり、割れる瞬間の映像を撮影しました。ガラスが割れる瞬間は非常に早く、従来機種の10万fps~20万fpsではヒビの進展を明確に捉えることはできませんでした。
Phantom TMX 7510では640×192ピクセルの解像度で61万fpsの撮影が可能です。
そのため、飛翔体がガラスに当たったあと、どこからヒビが入っていくのかが明確にわかります。
従来の高速モデル「Phantom V2512」に対して7倍以上の画素数を誇り、鮮明な可視化を実現しました。
使用機材
結果説明
ガラスのひびが進展する瞬間を捉えました。61万fpsという高速撮影ながら、640×192ピクセルを実現しています。
露光時間は1μ秒で残像感は一切ありません。
通常、露光時間を1μ秒まで落とすとその分映像は暗くなりますが、Phantom TMXシリーズでは、新開発のBSIセンサーにより感度アップ、低ノイズを実現しました。
感度が上がったことで明るく撮影できるほか、ノイズが少ないことで画像処理を行っても鮮明な映像が取得できています。
ノビテックではクラックの可視化に適したハイスピードカメラ、照明のラインナップ各種を取り揃えております。
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