溶接の可視化カメラによる手溶接の可視化
CAVITAR社溶接可視化カメラ「WeldingCamera」でTIG手溶接を撮影しました。
従来発光が強く撮影が困難であった溶接が鮮明に捉えられています。
溶接棒の溶融池への入れ方は面越しでは見づらく、言葉による感覚的な教示が主流で
したが、映像を見ることで定量的な伝達が容易になりました。
アーク手溶接の可視化
CAVITAR社溶接可視化カメラ「WeldingCamera」でアーク手溶接を撮影しました。
アーク溶接はプラズマ光が強く、従来可視化は困難とされていました。
WeldingCameraではアーク光、ヒューム光がバンドパスフィルタによりカットされ、レーザー照明により視野を全体的に明るくすることができ、溶融部だけではなく周囲も鮮明に観察することが可能となりました。
使用機材
CAVITAR社 WeldingCamera C300
撮影条件
- 画素数:1,920×1080ピクセル
- フレームレート:30fps
- 露光時間:1~3μ秒
溶接の可視化、技能伝承を手軽に
WeldingCameraは小型かつ照明が一体型なので、設置場所を選ばず見たい場所に置いて撮影、映像の共有が可能です。従来の溶接面越しの見学や座学による学習に比べ、溶接直下で起きている現象を鮮明に見ることができるので技能伝承における重要ポイントの共有が容易になりました。