スポット溶接における接合部周辺の変形計測
本計測では、VENUS3DRを使用してスポット溶接時の金属板の変位を計測しました。
VENUS3DRでは、複数台のカメラを使用することから、溶接時の金属板の計測が可能であり、微細な挙動を正確に捉えることができます。
今回の計測には、直径4mmの小さなマーカーを使用し、0.1mm単位での計測ができました。
動画では、3台のカメラを用いてアルミ板のスポット溶接時に発生する変位量をグラフ化しています。
また、各マーカーの変位量をコンター表示することで、どのポイントにおいて変形が大きいかを視覚的に分かりやすく示すことができます。
工業分野においてVENUS3D Rシステムは、細かい変位や挙動の計測を可能にする優れたシステムです。
使用機材
- PrimeX13
撮影条件
- 撮影速度:240Hz
- 使用カメラ台数:3台
- 解像度:1280×1024
- 計測空間:H30mm×W30mm×D30mm
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