3次元解析用SDK
必要な3次元情報を自由に取得し、オリジナルシステムを開発
リアルタイム3次元解析システム用SDKは、3次元リアルタイムモーション計測システム「VENUS3D」の機能をSDKで提供するオプションソフトウェアです。非接触3次元センサーのユーザーオリジナルシステムを構築する事が可能です。
用意された関数で、任意のポイントの解析値をリアルタイムで取得することができます。取得した値は、モニタリングソフトやロボット制御ソフト等、お客様が開発されたソフトウェアで自由にご使用いただけます。
【解析項目】座標値、速度、加速度、変位、積算移動距離、始点からの距離、2点距離、2点距離変化量、2点距離変化速度、2点距離変化加速度、3点角度、角速度、各加速度、剛体中心座標、剛体6自由度、平面投影2直線角度、 平面投影3直線角度 等
導入事例
- 加工ロボットの動作制御
- リハビリテーションのリアルタイムフィードバック
- 自動車製造ラインにおける開閉部の検査
コーディング例
1点速度取得例(赤字が当製品の関数)
言語:c++
void main(){
int analysisID;
V3DRTA_Init(); //SDK初期化
V3DRTA_SetSampleRate(100); //サンプルレートを設定
V3DRTA_AddAnalysisObject_Velocity //1点速度の解析を登録
(analysisID,
V3DRTA_UNIT_METREPERSEC,
0,
V3DRTA_TARGETSYSTEM_SPACE_XYZ,
1);
double velocity=0;
int vaild;
for(int i=0;i<20;i++){
int framestatus;
V3DRTA_GetFrameStatus(framestatus); //フレーム更新確認
if(framestatus==V3DRTA_STATUS_FRAMEUPDATE_OK){
V3DRTA_GetAnalysisResult (analysisID,velocity,vaild); //解析値(マーカー速度)取得
if(vaild==V3DRTA_ANALYSIS_RESULT_OK){
printf("%f",velocity); //速度を表示
break;
}
}
Sleep(1);
}
V3DRTA_Terminate(); //SDK終了
return;
}
対応言語 /動作環境
対応言語 | C++ / VB / C# / LabVIEW 等 |
OS | Windows Vista / 7 / 8 |
CPU | Core i5 Processor 2.5GHz 以上 |
メモリ | 4GB以上 |
3次元計測のよくある質問
Q
人体以外に機械挙動なども計測できますか?
A
はい、可能です。最大1,000Hzで計測できるカメラや、工場の狭い部分でも計測できる単眼式モーションキャプチャなどを取り揃えています。
Q
モーションキャプチャを使用したいのですが、使用頻度があまり高くありません。レンタルは行っていますか?
A
はい、一日単位から承っています。機材のみをお貸し出しする「機材レンタル」と、計測作業を行うスタッフがつく「計測請負」をお選びいただけます。計測後のデータ解析も可能です。くわしくはお問い合わせください。
Q
VENUS3D Rで取得した3次元座標のデータから、リアルタイムでロボットなどの機器を制御できますか?
A
制御できます。ロボットに合った座標に変換するソフトウェアやI/Oボックスを準備して制御した事例もあります。
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