3次元動作計測機器のよくある質問
初めての方向け
製品の評価デモンストレーションはできますか
はい、承っています。デモンストレーションではお客様の実環境に機器を持ち込み、計測を実施いたします。詳細については、事前にお打ち合わせの上、機器等を選定したのちお伺いしますので、まずは「お問い合わせフォーム」よりご相談ください。
モーションキャプチャとはなんですか?
はい、Phantomは映画やPV、CMなどでも利用されています。アクションシーンやしずる、科学現象のTV番組などで実績がございます。 映像制作に特化した4Kタイプはレンタルを行っておりますので、くわしくは「映像制作用ハイスピードカメラ Phantom」をご覧ください。
システムの定期的な校正は必要ですか?
システム全体の校正は基本的に必要ありません。キャリブレーションに使用する高精度の治具は、年1回の校正を推奨しています。
どのようなデータを出力ができますか?
計測をした3次元の座標データをCSVやTXT、バイオメカニクス分野で使用するC3Dで出力できます。
計測空間の目安(最大・最小)を教えてください。
目安として、最大約30㎥の空間構築が可能です。最少で0.5㎥程度の空間に対応可能です。
設置から計測までどの程度の準備時間が必要ですか?
一般的な6台システムで3 × 3メートル空間の計測の場合、30~40分程度で準備が開始できます。(計測空間の広さやカメラの数により異なります)
計測までの流れを教えてください
まずは計測したい範囲が入るようににあわせてカメラを設置します。その後ケーブルをハブやPCと接続をします。その後、ソフトウェア上でパラメータを設定し、キャリブレーションを実施します。キャリブレーションの結果が良好であれば準備が終了し、計測が可能となります。
計測・実際の撮影について
キャリブレーションはどのように行いますか?
計測空間内で、キャリブレーションワンドと呼ばれる、長さが決められたマーカー付きの校正治具を振ります。それにより、各カメラの相対的な位置関係及び方向を算出します。位置関係を構築後に、3次元空間における原点、軸方向を決める作業を行います。
屋外で使用できますか?
屋外での使用も可能です。カメラには、バンドバスフィルタを使用しているため、余計な外乱光ノイズを消すことができます。
カメラの置き方のコツはありますか?
できるだけ同じ視野にならないように、各カメラが少しづつ重なる視野を持つようにし、全体の空間を均等にカバーするように配置します。
カメラの高さを変える、対象を囲むように配置するなどを実施することで、
計測中のマーカーが死角に入ることを防ぐことが重要です。
キャリブレーションの方法にコツはありますか?
キャリブレーションを行う際は、キャリブレーションワンドが2台以上のカメラによって捉えられるように振ります。これにより、システム全体の空間認識が向上します。
また、ワンドを振る際には、均等な速度と幅で動かすことが重要です。急激な動きや不規則な動きはノイズにってしまい、精度に影響することがあります。ワンドを振る範囲は、カメラの視野を最大限に活用するように意識し、前後左右奥行方向すべてを振ることが必要です。
カメラのピントを合わせるコツはありますか?
ソフトウェア上で、マーカーを移すことで、ピントの調整が行いやすくなります。画面上で表示されるマーカーが、一番小さく表示された位置が、一番ピントが合った状態です。絞りがついたレンズの場合、絞りを解放した状態で実施して下さい。
別のパソコンでも計測データを見られますか?
VENUS3D R Viewerを利用することで、計測データのプレビューが可能です。どなたでもダウンロード可能ですので、「VENUS3D R Viewer ソフトウェアダウンロード」よりダウンロードください。
その他技術相談についても、よりお気軽にご相談ください。
購入について
まずはレンタルで試すことはできますか?
はい、可能です。1日からレンタル、計測請負を承っています。詳しくは「お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
その他技術相談についても、よりお気軽にご相談ください。
モーションキャプチャを導入するまでの流れを教えてください
まずは打ち合わせにて計測の概要をお伺いし、最適な構成をご提案します。一度デモンストレーションを実施して、問題なければご発注となります。
トレーニングや導入サポートには追加費用がかかりますか?
初回の導入サポートでは費用はかかりません。2度目以降は別途サポート費用を頂戴しています。
VENUS3D Rは1ライセンスで何人使えますか?
1ライセンスでは、同時に1人までしかソフトウェアを使用できません。2人以上同時に使用する場合、追加のライセンスを購入いただく必要があります。
マーカーは追加購入できますか?
はい、マーカーのみで追加購入が可能です。ラインナップは「赤外線反射マーカー」ページをご覧ください。Amazonでもご購入いただけます。
その他技術相談についても、よりお気軽にご相談ください。
ソフトウェアの開発依頼をすることは可能ですか?
はい、可能です。仕様の打合せをさせていただき、開発工数に応じて費用を頂戴します。
購入前に使用する現場にて検証作業はできますか?
はい、可能です。デモンストレーションとして対応することや、人件費や移動費など別途追加費用を頂戴する場合もございます。
アップデートがあった場合は有料ですか?
導入後、1年以内であれば、無償でアップデート可能です。1年を経過後は有償となりますので、お問い合わせください。
料金形態を教えてください。
VENUS3D Rシステムのライセンスは、買い切りとなります。
サポートについて(既存のお客様向け)
座標取得機能にて、データ通信エラーがでています。解決方法を教えてください。
計測用ソフトウェアMotiveにて、ストリーミングの設定ができていない可能性がございます。下記のURLにて、初期対応方法を記載しておりますので、一度お試しください。実施したうえで解決しない場合、「お問い合わせフォーム」よりサポートへご連絡ください。
カメラが故障した際の対応方法を教えてください
一度、該当するカメラを弊社にお送りください。現象の確認をさせていただき、必要あれば、メーカーに発送をさせていただき、修理対応となります。その場合、保証期間内であれば、無償対応にて修理しますが、保証期間外の場合、有償での修理対応となります。詳しくは、弊社サポートまでお問い合わせください。
ライセンスキーを無くしました。どうすればいいでしょうか?
ライセンス紛失の場合、ソフトウェアの再購入が必要となります。金額などについては、各営業担当もしくは「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
ソフトウェアが立ち上がらなくなりました。どうすればいいでしょうか?
セキュリティソフトなどに引っ掛かり、起動しないことがございます。セキュリティソフトを解除していただくか、認識するように設定を変更してください。それでも起動しない場合、「お問い合わせフォーム」よりサポートへご連絡ください
VENUS3D Rの技術的な質問
座標系はどのように決定されますか?
キャリブレーション用のスクエアを用いて、3次元空間の原点及びX,Y,Zの軸方向を決定いたします。この作業を実施タイミングは、キャリブレーションワンドにて、カメラの位置を決定した後に実施します。
計測空間はどこまで広げられますか?
カメラの性能に依存します。PrimeX41カメラですと、30m程度までマーカーを認識します。詳しくは、「VENUS3D Rのハードウェアラインナップ」をご覧ください。
撮影速度は何fpsまで対応していますか?
Flexシリーズは、最大120Hzまでとなり、PrimeXシリーズは、最大1,000Hzまで対応しています。
撮影速度を上げていくと、有効な解像度が減ります。詳しくは、「VENUS3D Rのハードウェアラインナップ」をご覧ください。
ソフトウェアで対応しているフォーマットを教えてください。
VENUS3D Rソフトウェアは、CSV、C3Dファイルに対応しております。CSVに関しては、決まったヘッダー情報があるものであれば、3次元座標として認識可能でございます。C3Dフォーマットに関しては、各モーションキャプチャメーカーのものに対応しております。
解析項目を特注で追加してもらうことはできますか?
可能です。お客様と仕様の打合せをさせていただき、開発費用を頂戴することで、お客様の要望に応じた機能追加対応ができます。
開発用にSDK等の準備はありますか?
準備がございます。各言語(C++、C#、VB等)に対応したSDKを準備しております。
イーサネットタイプとUSBタイプのモーションキャプチャカメラを混同して使用可能ですか?
1つのPCにイーサネットタイプとUSBタイプのモーションキャプチャカメラを混同させることはできない仕様となっております。
計測データの取得時間に上限はありますか?
時間上限については、使用するPCのメモリ(RAM)容量に依存いたします。メモリ容量が多いほど計測できる時間が長くなります。
使用するマーカーはどのようなものですか?
弊社では、3種類のマーカーを使用しております。光を反射するタイプのマーカーでは、高精度タイプもしくは、通常タイプのマーカーを使用しています。特殊環境では、自発光タイプを使用しております。詳しくは、「赤外線反射マーカー」ページをご覧ください。
他の計測機器との同期をすることは可能ですか?
オプションとなりますが、アナログ収録機器を使用すれば、外部機器との同期計測が可能です。詳しくは、「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
nexonarAssemblyに関する技術的な質問
トルクレンチなどのシステムと連携できますか?
Assembly Scoutシステムでは、I/Oボックスにて、信号の通信が可能です。トルクレンチ側で信号を受け取ることができるものであれば、連携が可能です。
カメラは何台使用しますか?
1台のカメラから使用することが可能です。計測空間を広くしたい、死角をなくすなどを実施する場合は、複数台を使用することがあります。
どのような作業の判定に使えますか?
工具を使用した、機器の組み立てや、部品を取り付けるピッキングなどの作業判定に使用が可能です。詳しい使用方法などについては、「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
計測するために、必要なものはありますか?
Assembly Scoutシステムには、計測を行うためのカメラ、IRトラッカー、制御盤(I/O、PCが内蔵)が必要となります。
PLCなどと連携は可能ですか?
可能です。デジタルI/OにてPLCと信号のやり取りが可能です。また、オープンプロトコルにて、ネットワーク経由での接続も可能です。
ソフトウェアで、トレーサビリティ用のデータを残せますか?
Assembly Scoutのソフトウェアでは、トレーサビリティのデータを残すことができません。残すためには、既存の設備に組み込まれているPLCなどとAssembly ScoutのI/Oと連携させることで作業の記録を残す形になります。
I/Oの配線図面はありますか?
準備可能でございます。図面がございますので、お渡しすることが可能です。
電源は100Vですか?
準備可能でございます。図面がございますので、お渡しすることが可能です。
IRトラッカーは、どの程度の時間発光しますか?
フル充電で最大8時間、連続使用することが可能です。
nexonarMotionVisualizerに関する技術的な質問
座標系はどのように決定されますか?
IRトラッカを使用して、任意の座標を決定する方法、もしくは、カメラのセンサ位置を原点として決定する方法がございます。
撮影速度は何fpsまで対応していますか?
最大163Hzにて撮影が可能です。また、任意の周波数に設定することも可能です。
計測データの取得時間に上限はありますか?
時間上限については、使用するPCのメモリに依存いたします。メモリ量が多いものは、計測できる時間が長くなります。
解析項目を特注で追加してもらうことはできますか?
可能でございます。お客様と仕様の打合せをさせていただき、開発費用を頂戴することで、機能追加対応ができます。
開発用にSDK等の準備はありますか?
準備がございます。各言語(C++、C#、VB等)に対応したSDKを準備しております。
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