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ハイスピードカメラ Phantom C540/C980

Phantom C540/C980は、高解像度、低ノイズハイスピードカメラです。
C540は430万画素・1,140fps、C980は820万画素・1,180fps。PIV、DIC、材料試験、顕微鏡、バイオメカニクスなどの研究・産業用途で精度の高い画像を取得できます。

製造元:Vision Research Inc.(米国)

特徴

96mm角の小型ボディに、最大4Kの高解像度と低ノイズ性能を凝縮。限られた設置スペースでも、暗部の階調や微細な変形を捉えやすく、PIV・DIC・顕微鏡観察などの画像解析を、より高精度に実現します。

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CDS機能により、暗部ノイズが少なく、画像解析で高い精度を実現する

CDS機能(Correlated Double Sampling)を搭載し、圧倒的な高画質・高ダイナミックレンジを誇ります。CDSとは、撮影時に毎フレームバックグラウンドノイズを除去する技術です。
これにより、映像のノイズレベルが低く、PIVやDICといった画像解析の精度を格段に上げることが可能です。

柔軟な視野を実現するビニングモード の画像
従来機

従来機

CDS

CDS搭載機

CDS搭載機種はノイズに埋もれることなく、白黒の濃淡がはっきりと出ています。

背面インターフェース

10Gbイーサネット超高速データ転送で、待ち時間を大幅に減らして実験を効率化の画像

C540/C980は、1GbイーサネットでPCへ直接接続できます。また、USB-A端子を通じて、SSDへ映像ファイルを転送できます。
小型モデルながら、同期やトリガーのためのBNC端子を6つ搭載しており実験機器との連携が行なえます。

活用事例

自動車分析の活用例

通常の1Mピクセルハイスピードカメラよりも画素数が4倍、8倍になることで、タイヤの凹みや、タイヤとボディの相対位置計測などを高精度に行うことができます。 ダイナミックレンジが広いため、古い機種では黒つぶれしがちな車のボディやタイヤのデザインまでしっかりと見ることができています。

スポーツ分野での活用例

高解像度で広視野撮影することで、全身から指先まで同時に分析したいスポーツ計測にも最適です。全身の姿勢やランニングシューズのひずみまで見ることができます。 これによりスポーツ分析の分野で総合的な分析を実現します。

画素数 × 撮影速度

解像度 C540 C980
3,840x2,160 - 1,180
3,840x1,200 - 2,100
2,560x1,680 1,140 1,510
2,560x1,200 1,590 2,100
2,560x1,020 1,870 2,460
1,920x1,440 1,760 1,760
1,920x1,080 2,330 2,330
1,920x672 3,690 3,690
1,920x24 50,820 50,820

仕様

カメラ機種 C540 C980
量子効率(QE) モノクロ 70.7%
カラー 61.9%
モノクロ 71.0%
カラー 62.2%
ダークノイズ 4.33e- 4.14e-
S/N比 37.7 dB 37.6 dB
AST(単位:P) モノクロ 4.39
カラー 4.77
モノクロ 4.67
カラー 4.66
飽和容量(単位:Ke-) モノクロ 5,922
カラー 5,814
モノクロ 5,973
カラー 5,955
ダイナミックレンジ 62.59 dB 61.88 dB

EMVAの各用語の解説

EMVAには、以下のようなパラメータがあります。

パラメータ 単位 説明
量子効率 % 特定の波長で電子に変換される光子の比率です。高いQEは高感度を意味します。特定の波長で正確なQE数値を知るにはセンサーのspectral response curve(波長感度特性)を参照することをお勧めします。EMVA QE数値はフィルファクタ数値を含みます。
ダークノイズ e- 又は読み出しノイズ。センサー(レンズキャップ装着時など)に入射光がないときに画像にみられるノイズです。低い数値は広いダイナミックレンジ、低照撮影および解析時の画質が向上することになります。
S/N比 dB ノイズ値に対する信号値の比率。高い数値はシグナルの高品質を意味し、照度に起きる小さな変化を検知することができます。
AST P ノイズに埋もれずに信号データを認識できる画素に必要な最低光子数。数値が低ければ低いほど、入射光が少ない撮影でも、画像として認識できるデータを表示することができます。
サチュレーション容量 Ke- Full Well Capacity (FWC)ともいいます。画素が溜めることのできる電荷量のことを言います。高い数値はセンサーの高いS/N比、つまり高いダイナミックレンジを意味します。Photon-shot noiseの為、S/N比はFWCの平方根と連動します。
ダイナミックレンジ dB 読み出しノイズに対するサチュレーションレベル信号(又はFWC)の比率。暗所の細部などの画像のグレースケールを詳細に認識できます。高いダイナミックレンジの数値は、高画像撮影ができることを意味します。12ビットの画像は最大72 dBのダイナミックレンジを持っています。
  C540 C980
総画素数(ピクセル) 2,560 x 1,680 3,840 x 2,160
画素ピッチ(μm) 5
撮影速度(フルフレーム) 50~1,140fps 50~1,180fps
濃度階調 12ビット
最短露光時間 2μ秒
内蔵メモリ 14GB 28GB
撮影時間 1.9秒(フル解像度、1,140コマ/秒時) 1.9秒(フル解像度、1,180コマ/秒時)
メモリ分割 最大63分割
動作時耐衝撃性 30G
カメラ信号入出力 Trigger、IRIG-B、F-Sync、Strobe、Eventほか
インターフェース RJ45 1Gbイーサネット、USB-A、3G-SDI
レンズマウント Cマウント/Canon RFマウント
寸法・重量 9.6 × 9.6 × 6.8cm・0.6kg
カメラ電源 40W
動作環境 −10~50℃(動作)・−20~70℃(保管)
カメラ制御ソフトウエア「PCC」 日本語対応、マルチウィンドウ対応(画像の複数表示、同期再生が可能)、画像の撮影、撮影条件の設定・保存・読込み、撮影画像の再生、動画の範囲指定、特徴点の自動追尾機能:座標・速度・加速度の計測、 手動追尾機能:距離・速度・加速度・角度・回転速度の計測、各種画像処理、各種ファイル変換

計測請負・レンタルのご案内

ハイスピードカメラは、ご購入いただく以外に計測請負、レンタルもございます。
照明、レンズ、三脚、各種解析ソフトウェア、制御PC等も合わせてレンタル可能です。
まずは技術相談からお気軽にお問い合わせください。

計測請負

計測請負では、画像計測のプロフェッショナルが機材提案から撮影、データ提出まで行います。
失敗できない実験や撮影人員が必要な場合に最適です。

  • 機材選定から撮影、データ提出まで当社が対応
  • ハイスピードカメラ初心者の方も安心
  • お客様は実験に集中いただけます

製品レンタル

画像計測のプロフェッショナルが可視化手法から機材までご提案します。初日に設置及び取り扱い説明をさせていただきますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。

  • 最新機種を1日単位で使える
  • 初期費用を抑えてお試しできます
  • 実験に最適な機材を当社が選定するので安心

事例映像

製品を実際に使用した活用事例を、様々な用途で100件以上掲載しています。

イベント情報

当社が出展している展示会・学会の情報を掲載しています。現場では実際に機材をご覧になれるほか、画像計測のプロがご相談に乗ります。

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