業界最小4Kハイスピードカメラ Phantom Cシリーズ
Phantom Cシリーズは、62mm立法の小型・軽量ボディの次世代ハイスピードカメラです。
衝突試験向けに設計されているため、120Gの耐G性能があります。
また、衝突試験以外の用途にも活用が可能です。暗部ノイズを毎フレーム取り除くCDS機能によって、PIVやDICといった画像解析などにも最適な高画質映像を取得できます。
C980J(820万画素(4K) 1,180fps)と、
C540J(430万画素) 1,140fpsの2機種があり、
いずれも1画素のサイズは5μmと拡大撮影にも向きます。
小型軽量のため、どこでも自由自在に設置が可能
取り回しがしやすく、誰でも10分以内に設置可能です。
62 x 62 x 57mmの小型設計で、機械の隙間や動くものに載せるなど、柔軟な設置ができます。
三脚だけでなく、クランプアームやマグネットアーム、キャスタースタンドなどに設置することができます。

CDS機能により、暗部ノイズが少なく、画像解析で高い精度を実現する
CDS機能(Correlated Double Sampling)を搭載し、圧倒的な高画質・高ダイナミックレンジを誇ります。
CDSとは、撮影時に毎フレームバックグラウンドノイズを除去する技術です。
これにより、映像のノイズレベルが低く、PIVやDICといった画像解析の精度を格段に上げることが可能です。

従来機
CDS搭載機
CDS搭載機種はノイズに埋もれることなく、白黒の濃淡がはっきりと出ています。
10Gbイーサネット超高速データ転送で、待ち時間を大幅に減らして実験を効率化
(ジャンクションボックス経由)

超高速10Gbイーサネットが標準装備されています。
従来の1GBイーサネットと比較し、約10倍の超高速データ転送が可能です。例えば2GBのデータも6秒でPCに保存することができ、データ保存の待ち時間が大幅に短縮されます。
現場では、保存完了を待つあいだに作業が止まることが少なくなり、試験の段取りがそのまま前に進みます。
また、カメラメモリを分割することにより、撮影しながらのデータ保存ができ、保存待ち時間なしで連続撮影が可能です。
画素数 × 撮影速度
| 解像度 | C540J | C980J |
| 3,840x2,160 | 該当なし | 1,180 |
| 3,840x1,200 | 該当なし | 2,100 |
| 2,560x1,680 | 1,140 | 1,510 |
| 2,560x1,200 | 1,590 | 2,100 |
| 2,560x1,020 | 1,870 | 2,460 |
| 1,920x1,440 | 1,760 | 1,760 |
| 1,920x1,080 | 2,330 | 2,330 |
| 1,920x672 | 3,690 | 3,690 |
| 1,920x24 | 50,820 | 50,820 |
仕様
| カメラ機種 | C540J | C980J |
| 量子効率(QE) | モノクロ 60.7% カラー 62.6% |
モノクロ 57.7% カラー 63.1% |
| ダークノイズ | 4.33e- | 4.14e- |
| S/N比 | 37.8 dB | 37.3 dB |
| AST(単位:P) | モノクロ 4.89 カラー 4.75 |
モノクロ 4.69 カラー 4.58 |
| 飽和容量(単位:Ke-) | モノクロ 6,058 カラー 6,015 |
モノクロ 5,431 カラー 5,424 |
| ダイナミックレンジ | 61.87 dB | 61.27 dB |
EMVAの各用語の解説
EMVAには、以下のようなパラメータがあります。
| パラメータ | 単位 | 説明 |
| 量子効率 | % | 特定の波長で電子に変換される光子の比率です。高いQEは高感度を意味します。特定の波長で正確なQE数値を知るにはセンサーのspectral response curve(波長感度特性)を参照することをお勧めします。EMVA QE数値はフィルファクタ数値を含みます。 |
| ダークノイズ | e- | 又は読み出しノイズ。センサー(レンズキャップ装着時など)に入射光がないときに画像にみられるノイズです。低い数値は広いダイナミックレンジ、低照撮影および解析時の画質が向上することになります。 |
| S/N比 | dB | ノイズ値に対する信号値の比率。高い数値はシグナルの高品質を意味し、照度に起きる小さな変化を検知することができます。 |
| AST | P | ノイズに埋もれずに信号データを認識できる画素に必要な最低光子数。数値が低ければ低いほど、入射光が少ない撮影でも、画像として認識できるデータを表示することができます。 |
| サチュレーション容量 | Ke- | Full Well Capacity (FWC)ともいいます。画素が溜めることのできる電荷量のことを言います。高い数値はセンサーの高いS/N比、つまり高いダイナミックレンジを意味します。Photon-shot noiseの為、S/N比はFWCの平方根と連動します。 |
| ダイナミックレンジ | dB | 読み出しノイズに対するサチュレーションレベル信号(又はFWC)の比率。暗所の細部などの画像のグレースケールを詳細に認識できます。高いダイナミックレンジの数値は、高画像撮影ができることを意味します。12ビットの画像は最大72 dBのダイナミックレンジを持っています。 |
| C540J | C980J | |
| 総画素数(ピクセル) | 2,560 x 1,080 | 3,840 x 2,160 |
| 画素ピッチ(μm) | 5 | |
| 撮影速度(フルフレーム) | 100~1,140コマ/秒 | 100~1,180コマ/秒 |
| 濃度階調 | 12ビット | |
| 最短露光時間 | 3μ秒 | |
| 感度(ISO/ASA) | モノクロ : 6,400 カラー : 1,000 |
|
| 内蔵メモリ | 14GB | 28GB |
| 撮影時間 | 1.9秒(フル解像度、1,140コマ/秒時) | 1.9秒(フル解像度、1,180コマ/秒時) |
| 内蔵フラッシュメモリ (シネフラッシュ) |
カメラ内部メモリデータをシネフラッシュに高速転送可能 ストレージ容量:256GB |
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| メモリ分割 | 最大63分割 | |
| 耐衝撃性 | 耐G:170G(sawtooth wave, 6ms, +/- 10 pulses all axes) 耐振動:24grms(IAW MIL-STD-202G Method 214-A.Test Condition G, 15 min per axis) |
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| カメラ信号入出力 | トリガ、IRIG入力、レディ、同期信号 (ジャンクションボックス経由) |
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| インターフェース | 1Gb/10Gbイーサネット:ジャンクションボックス経由 | |
| レンズマウント | Cマウント(Fマウント 要変換器) | |
| 寸法・重量 | C540J: 6.2 × 6.2 × 6.35 cm - 270g C980J: 6.2 × 6.2 × 5.77 cm - 270g ジャンクションボックス:17.2 × 8.2 cm - 700g |
|
| カメラ電源 | C540J: 31W @ 24V (through the JB3 + 5M cable) | C980J: 28W @ 24V (through the JB3 + 5M cable) |
| 動作環境 | 0~50℃(動作) -20 ~70℃(保管) |
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| カメラ制御ソフトウエア「PCC」 (Phantom Control Software) |
日本語対応、マルチウィンドウ対応(画像の複数表示、同期再生が可能)、画像の撮影、撮影条件の設定・保存・読込み、撮影画像の再生、動画の範囲指定、特徴点の自動追尾機能:座標・速度・加速度の計測、 手動追尾機能:距離・速度・加速度・角度・回転速度の計測、各種画像処理、各種ファイル変換 | |
計測請負・レンタルのご案内
ハイスピードカメラは、ご購入いただく以外に計測請負、レンタルもございます。
照明、レンズ、三脚、各種解析ソフトウェア、制御PC等も合わせてレンタル可能です。
まずは技術相談からお気軽にお問い合わせください。
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