2色式熱画像計測システムThermera（サーメラ）のよくある質問

ご安心ください。制御PC内のソフトを操作しますが、非常にシンプルなのでほとんどの方が一度の取り扱い説明で使い方を習得頂けます。

300℃以上の高温域の温度計測で使用頂いています。航空宇宙分野から学術研究に至るまで幅広い研究分野での活用を頂いています。製鉄関連の生産ラインへの導入事例もございます。

使用できます。実際に製造ラインに設置をし、2次元の温度情報からライン制御を行っている実績が多数ございます。

様々な対象を計測した事例がございますので、詳しくは「事例紹介」ページをご覧ください。もしくはお問い合わせ頂き、お客様に近しい事例をご紹介させて頂くことも可能です。

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製品カタログや、特徴とアルゴリズムをまとめた動画をご用意していますので、「Thermera製品詳細ページ」をご覧ください。

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日本国内の三井フォトニクス社にてソフト・ハード共に開発・製造しており、ノビテックが販売店をしております。国産なので柔軟な対応が可能です。

2色式とは、可視光域～近赤外域における2つの波長を選択し、選択した2波長間の熱放射強度比を元に温度を算出するアルゴリズムです。
放射率の影響が少ないため、放射率の異なる物体を同時に計測することも可能です。

2色式温度計測システム、Thermeraでは以下の条件で温度計測が困難です。

被検体にもよりますが、最低は300℃以上、最高は3000℃までです。ただし、温度較正用原器の較正範囲が最高2500℃までとなり、それ以上は外挿による推測値となります。

温度計測結果に対する繰返し保証精度は、測定温度の±1％または±10℃以内です。納入時に校正証明書を発行します。

温度の基準となる装置を使用して校正しています。300℃～1200℃は黒体炉で温度校正をしています。900℃～2500℃はタングステンフィラメントの標準電球を使用し温度校正をしています。納品時には校正証明書をご提出致します。

2次元センサーの経年劣化により、測定誤差が発生する場合がございます。1年に一回の再校正を推奨しております。依頼を頂ければ弊社にて対応致します。

可能です。計測波長が「可視光域～近赤外域」の波長であるため、ガラスを透過します。

色や素材に合わせた温度校正パラメータを作成し、そのパラメータを使用して計測を行えば、精度に影響はありません。
ただし、事前に使用するガラスの透過率を考慮し、温度校正作業を実施する必要があります。

必要ありません。計測したい対象をカメラで撮影するだけで高精度な温度計測が可能です。

工業用Cマウントレンズや一眼レフ用Fマウントレンズを装着可能ですので、数mm角～数m角まで幅広く対応しています。

システム上、計測に使用するカメラが1台のためできません。あくまで2次元画像での温度分布表示となっています。

各モデルの時間分解能はカメラの仕様に依存します。詳細につきましては、下記URLの「製品一覧」の「最高フレームレート」にてご確認ください。 リアルタイムにCSVやアナログ電流などで温度データを出力する場合、PCの計算速度とリフレッシュレートに依存するため、0.5秒～1秒に1回のサンプリング数になります。

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カメラセンサー全ピクセルにて計測しておりますので、画角内であればリアルタイムで最大12か所、オフラインでは18か所の温度算出、出力が可能です。

計測用カメラ、通信ケーブル、カメラ電源、制御用PC、ライセンスキーで１つのシステムとなっています。

モデルによってカメラの大きさは異なります。詳しくはThermera詳細ページをご覧ください。

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1つのPCで制御できるカメラは1台です。カメラ同士を接続することによる完全同期はできません。接点トリガーを各カメラに入力することで、計測開始タイミングを合わせることは可能です。

Thermeraシステムは推奨スペック以上の制御PCを含んだ形でご提案をしています。セキュリティの関係などでお客様のPCを使用しなければいけない場合は、下記推奨スペックをご参照ください。
推奨スペック：「windows10 or 11 64bit、CPU Core i7 第9世代以降、RAMメモリ8GB以上、SSDストレージ256GB以上」

100V電源対応となっています。

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可能です。4～20mAもしくは0～10Vのアナログ信号か、特注にてご指定のフォーマットでデジタル信号の出力が可能です。

可能です。通信インターフェースはLANかUSBとなりますので、光ファイバーを使用し通信距離を延長することができます。

カメラの使用環境温度は0℃から40℃までです。高温環境下で使用の場合は、カメラを空冷もしくは水冷ジャケットに入れて、冷却する必要があります。60℃耐熱の防塵仕様のカメラハウジングをご提案することもできます。

生産現場でのカメラ設置及び配線作業は、基本的にお客様にお任せしております。納品予定のケーブル及びカメラ筐体などを事前にお送りすることが可能です。カメラの動作確認やソフトウェアのセットアップなどは納品当日に弊社で対応をさせて頂きます。ご使用環境下で問題なく動作することを確認頂いた上で、納品完了となります。

可能です。生産ラインに導入されたほとんどのお客様が特注ソフトをご使用頂いております。「作業者の視認性を良くしたい」「自動でデータを処理させたい」など、様々なご要望にお応えできます。

工業用Cマウントレンズや一眼レフ用Fマウントレンズを装着しておりますので取り換えや設置は手軽に行えます。
ただし、1条件毎に校正パラメーターを作成しておく必要がございます。(※レンズの変更や温度帯を超えなければパラメーター追加は必要ありません)

可能です。初回の計測デモは無償でご対応をさせて頂いています。オペレーターも同席をし、計測結果の出力までご対応します。機材のみお送りし、webMTGを利用して遠隔でのオペレートも可能です。詳しくはこちらからお問い合わせください。

可能です。金額及び詳細につきましては、弊社営業担当へお問い合わせください。

納入日から1年間が保証期間となります。納品時に保証書をお付けいたします。

可能です。技術サポート担当へ直接ご連絡頂けるようになります。迅速な対応を心がけておりますので、些細な内容であってもお気軽にご相談ください。

可能です。変更された観察窓とシステム1式をお預かりし、再校正致します。