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稲妻撮影のためのヒント-株式会社ノビテック

稲妻撮影のためのヒント

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稲妻撮影のためのヒント

稲妻撮影のためのヒント

カメラを使って写真を撮ることで、自然、人工物などを世界中の人に紹介することができます。写真を通して、美しい場所、出来事、モノなどたくさんのものを地球の反対側に住んでいる人にもシェアすることができます。美しい物をキャプチャし、文面にし、そして解釈することで私たちの住んでいるこの地球についてもっと知りたいと思う好奇心はくすぐられます。

きっと皆さんも同じ考えであると思いますが、この世界で起きている最も興味深いものが、「天気」です。さらに詳しく言うと、「稲妻」よりゾクゾクして、ビビっと来るものはありません。しかし、これだけ素晴らしい現象ではありますが、日常の中で見つけ出すには難しく、キャプチャするのも至難の業です。稲妻や雷は地球で起こりうる最もダイナミックで迫力のある現象といっても過言ではありません。正しい準備、撮影技術、撮影機材、そして幸運を全て持ち合わせることで稲妻の撮影をすることができます。



稲妻撮影の挑戦

稲妻撮影の成功のためにはあらかじめ知っておくポイントがいくつかあります。その中の1つとして、雷雲の発生を予知するのはとても難しいという事です。いつ、どこで雷が発生するかを知るには、一般的にいくつかの方法があると言われていますが、その雷が起こる場所でカメラのシャッターを開けてキャプチャする必要があります。雷が何度も同じ場所に発生すことは珍しく、さらに雨、風、雲などの自然環境によって撮影の難易度はさらに上がります。このような妨害を考慮し、入念に準備をし、雷の発生についての知識を持っておくことが撮影成功の鍵になります。

なぜ、どこで雷が発生するのかを確実に理解することで、稲妻撮影の可能性が上がります。雷の発生について簡単に説明をすると、空気の動きや水の分子が空中で移動することによって電子勾配を発生させます。稲妻は、雲が電気を発散させバランスを保とうとすることで起こります。その雷は、違う雲への移動や地面に落ちることで電気を発散させます。嵐の中では風のスピードが速く、電子勾配の発生が幾分早く、それが繰り返されるため雷が発生しやすいのです。嵐が発生している場合、撮影場所との位置関係がとても大切です。嵐からの距離によっては、撮影する際に危険を伴い、豪雨や雨雲によって稲妻が見えなくなってしまう事もあります。

さらに、予知をすることが難しい稲妻の発生を、いつ、どこで発生するかに関して予備知識を持っておくことで稲妻撮影成功の確立を上げることができます。雷の発生場所を事前に知っておくことで、的確に、なおかつ安全に撮影をすることができます。今では、雷雲の発生や稲妻の発生をトラッキングするアプリケーションなどを使用することで、確実に位置の把握をすることができます。稲妻に発生しやすい特定の位置に接近したら、稲妻を撮影できる可能性は十分あります。



稲妻撮影での安全対策

落雷を避けるためには、開けた場所から離れるという事です。しかし、開けた場所の方が確実に稲妻の撮影ができます。ここで、次の大切なポイントは嵐からの距離です。雷の落雷にさえ気を付けていれば、外にいて撮影をすることはもちろん可能です。しかし、雷の動きなどを十分知っておく必要があります。嵐があなたの方に近づいてきている場合、安全のために備える時間は十分にあります。稲妻を間近で撮影しようとする際の注意点は、水辺からは極力離れ、小高い丘、気のそば、その他の高い建物などからは離れましょう。

嵐の付近では、雨の降る確率がとても高くなるので、撮影者自身とカメラの雨具を持っていきましょう。さらに豪雨の中では電気がたまりやすくなるので雷に打たれるリスクが高くなります。当然ですが、カメラも安定して設置するのが難しくなります。



稲妻を撮影するための必需品

どんなカメラでも、稲妻の撮影は可能です。稲妻の考え方としては、とても明るい光源と一緒です。しかし、それを撮影することの何が難しいかというと「一瞬」の出来事であることです。稲妻を撮影する際の準備として目指すところは、稲妻の光っている間にカメラのセンサーが開いている確率を上げることです。そのため、カメラの設定をマニュアルで行えるカメラを使用することがとても理想的です。さらには、フルサイズや、APS-Cのような大きなセンサーを備えていることで、特に薄暗い景色の撮影では画像をはっきりと詳細まで写すことができます。

レンズは、撮影する場所がどれぐらいストームから離れているかによって異なります。例えばストームの中心から近い場所で撮影をする際にはワイドレンズを使用することで、上向き撮影をすることで稲妻の撮影が可能です(激しい豪雨がない事が条件で)。嵐の外側(2-4km離れている)からの撮影の場合は、一般的な24-70mmや24-105mmなどのズームレンズを使用することで稲妻の撮影の成功率を格段に上げてくれます。雨や雲などで視界が開けている際には、望遠レンズを使用して遠くの稲妻を撮影することも可能です。

さらに大切になるのが、安定した重くて頑丈な三脚です。嵐を撮影するというのは、防風の中での撮影になることがほとんどで、ほんの少しのズレでもせっかくの画が台無しになってしまうので、露光時間についても常に考慮しておく必要があります。特に三脚に対してお勧めの重さなどはありませんが、風の影響を受けず安定して撮影ができるだけの重さが必要です。加えて、三脚の中心を引っ張るようにして重りをつるしておくとさらに安定させることができます。

最後に、このような難易度の高い撮影の際にはスマートトリガを準備しておくことをおすすめします。リモートでトリガ信号を送れることで撮影が容易になり、さらにその他の機能の付いたスマートトリガを使用することで自動撮影での稲妻撮影の成功確率を上げることができます。MIOPS Smart+ Camera Triggerはスマートフォンのアプリケーション上で操作ができる稲妻撮影の撮影にぴったりなスマートトリガです。特徴としてはたくさんの機能があり、超露光タイマー、タイムラプス、音、レーザーモーショントリガが設定可能です。もちろん稲妻撮影で必要になるのは光センサーでの撮影で、カメラの前でフラッシュのような光を感知すると、カメラにトリガが入り自動で撮影をしてくれます。



どのように一瞬の出来事を撮影するのか

前半のチュートリアルで何度も言いましたが、稲妻は一瞬で、さらに不意に起こります。その稲妻をすべてマニュアルで、雷を見つけ次第自身でシャッターを切るのは、台風の中で一匹のハエを捕まえるようなものです。その代わりに、露光時間を長くし、センサーが開いている間に稲妻が走ることが一番効率の良い撮影方法です。これをするためにはインターバルタイマーを使用する、もしくはMIOPS SMARTのようなインターバルトリガを使用して撮影する必要があります。しかし、それを使用するだけでは何も映っていない画像ばかりが撮影されると思います。そんな無駄な撮影を避けるために、光センサーでの撮影がとても有効です。

稲妻撮影に特化した設定とは

露光時間の設定は時間や環境、外部からの光などによってそれぞれ異なります。昼間では、空が明るく、稲妻と背景のコントラストがほとんどない状態なので撮影することはほとんど不可能です。その代わりに、夕方もしくは夜に撮影します。

夕方に撮影する場合や、撮影したい方向に人口的な光が多くある場合には、露光時間を短くします。このように背景に光が少しある場合には、露光時間は4-8秒の間で撮影することが好ましいです。これをすることで、稲妻以外の光が稲妻の光をかき消してしまう状況を避けることができます。

夜の稲妻撮影は、露光時間を長くして撮影することができます。これによって、稲妻が起こった際に見えている光を十分に吸収できる時間を確保することができるため、鮮明な写真を撮影することができる。市街地から離れた、人口光が少ない場所では、最大30秒間の間露光することができ、数回の稲妻を1フレームに収めることも可能です。しかし明るい場所でそのような写真を撮影する場合には短い露光で撮影した写真を何枚も用意する必要があります。

シャッタースピードを決定するのと同様に、ISO感度や絞りも実際の撮影する場所に合わせて設定する必要があります。ISO感度を低い値に設定すればするほど、ノイズの少ない画像を撮影することができます。ISO感度と絞りは比較的柔軟に設定が可能なので、シャッタースピードを決めてから設定するようにしましょう。

その他のプロフェッショナルな写真を撮るためのヒントとしては、フォーカスをマニュアルモードにすることです。ほとんどのレンズとカメラは、暗い場所でのフォーカスは比較的ゆっくりになります。フォーカスがわずかでも遅れると、稲妻の撮影は不可能になります。マニュアルでフォーカスを合わせることで、遅れが生じなくなり、撮影の失敗する確率がぐんと下がります。

稲妻撮影の後処理

稲妻撮影が成功した後の後処理は幅広い方法があります。一回の露光の中にすべての情報がキャプチャできていることが完璧に近い撮影で、コントラストと色味を調整するだけで画像が完成します。異なった露光中にたくさんの稲妻を撮影して一つの画像にする撮影では、焦点合成(フォーカス・スタッキング)をすることで効率よく撮影をすることができます。スタッキングとは、同じ画角、設定のフレームを一つの写真として重ねて表示するものです。撮影した複数のお気に入りの稲妻を一つの写真として納めることができます。
その他の方法としては、複数の画像を合成で一枚に表示させる方法です。この方法は、まったく異なる場所で撮影した稲妻でも同じフレーム内に収めることができます。稲妻の撮影は、夜を光で彩り魅力的な写真を再現してくれます。

MIOPSはいろいろな使いみちがありますので、こんな使い方はできないのかな?という疑問があれば、こちらからお気軽にご相談下さい。


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