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ハイスピード撮影のためのヒントとテクニック

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ハイスピード撮影のためのヒントとテクニック

ハイスピード撮影のためのヒントとテクニック

一つ前の記事では撮影時に必要なカメラギア、ハイスピード撮影ごとに必要なカメラの設定など、ハイスピード撮影についてお話ししました。前の記事を読んでいない方は、それを読んでからこの記事をお読みください。 この記事は、三脚にカメラをしっかり固定した後のお話です。リモート、もしくは有線のコントローラー、フラッシュライトをカメラに装着して、撮影の準備してください。その後の作業手順を説明します。 自然光での撮影を予定している場合、作業はとてもシンプルです。高速度現象を伴う被写体の動作を開始するだけです。

MIOPSのセットアップ

マイオプススマート




撮影の際にMIOPS Smart+のようなハイスピードトリガー装置を使用している場合、それのセットアップも必要になります。例えば、風船が割れる瞬間を撮影している場合、サウンドモードへの設定が必要になります。センサーが風船の割れる音を感知すると自動でカメラにトリガー信号が送られる仕組みになっています。2,3回ほど、ディレイタイムを設定するために事前に風船を 割って確かめておく必要があります。しかし、一度設定してしまえば写真はずっと適切なタイミングで撮影されるようになります。 では、フラッシュライトを使用して室内で撮影する際の設定方法を見ていきましょう。ここでは、4つの選択肢がありますので、一つ一つ説明していきます。

1.手動でシャッターボタンを押す

一つ目の選択肢としてはフラッシュライトをカメラに取り付け、特定のタイミングに手動でシャッターを押す方法です。タイミングがずれてしまう可能性が高くなるのでお勧めはしません。

2.フラッシュをマニュアルで操作する

この方法ではフラッシュライトをカメラに直接取り付けません。カメラをバルブモードに設定し、すべての照明を一つのスイッチで操作します。この方法は主に暗い場所での撮影で行われます。完全に暗い必要はなく、セットアップやその他設定ができるほどの光に関しては問題ありません。

光は窓から自然光を取り込み、カーテンを使用して室内の明かりを調節することをお勧めします。この方法では絞りをf/16程度に狭くして撮影するため、レンズの開口時間1/10や1/5などにしてしまうと写真の迫力がなくなってしまいます。そうならないために、フラッシュライトをオフにして、絞りf/16、露光時間を1/5(ISO:100)で撮影をしてみてください。その際に写真は真っ暗で何も見えなければ、撮影条件は整っています。

写真に何か映っているならば、カーテンをもう少し閉めて部屋を暗くしてください。カメラをバルブモードに設定しているので、シャッターを開けて、フラッシュライトのスイッチを入れて光った瞬間にシャッターを切るという作業が必要になります。この一連の作業は一人で行うことができず、アシスタントなど2人以上で行う必要があります。

3、 ハイスピードトリガーを使用してシャッターを切る

3つ目の方法はハイスピード撮影用のトリガーを使用してカメラを操作する方法です。ハイスピード撮影に真剣に取り組もうと考えている方は、MIOPS Smart+などのハイスピードトリガー装置を使用する必要があります。この方法ではカメラに送致を取り付け、トリガー装置が音、レーザー、振動などを感知して、カメラにトリガー信号を送ります。 例えば、風船の破裂やグラスの割れる瞬間を撮影するとしましょう。

どちらの撮影でも、ハイスピードトリガーの設定をサウンドモードにし、トリガー信号を送れるようにします。そうすることで、風船を割った瞬間グラスを割った瞬間に音を感知してその瞬間写真を撮影することができます。ディレイタイムを設定するために、2-3回ほど試し撮りが必要です。ここまで来たら、撮影はすべてトリガー装置が行ってくれます。

サウンドモードを用いた風船割りの瞬間撮影については、こちらもご覧ください。
https://www.nobby-tech.co.jp/media/broadcast/case-study-broadcast/sound_mode

4 フラッシュライトをトリガー装置で点灯させる

この方法が最後の方法ですが、ハイスピード撮影には一番便利な方法です。この方法では、カメラの代わりにフラッシュライトをハイスピードトリガー装置で点灯させます。この方法を使用することでDSLRカメラのシャッターのラグを考える必要がなくなるため、とても良い方法であるといえます。2、3つ目を掛け合わせた方法です。

3つ目の方法同様、カメラをバルブモードに設定してください。しかし、フラッシュライトをカメラに装着せず、トリガー装置で操作します。

撮影方法としては、シャッターボタンを押してシャッターを開いている間、トリガーが音や振動などを感知してフラッシュライトが作動します。フラッシュライトが作動した瞬間にカメラのシャッターボタンを離し、シャッターを閉じます。 その他の方法としては3つ目の方法と同様です。

留意点

暗い部屋で撮影する際、周囲光などは絞りを狭くして撮影をすることで撮影には全く影響はありません。 その他の注意点としてはマニュアルでフォーカスを合わせるということです。室内での撮影の場合、少し光がないとフォーカス合わせることはできません。もう一つの理由としては、カメラは自動でフォーカスを合わせるのに少し時間が必要であるということです。普通の写真撮影では問題ないことですが、ハイスピード撮影となるとミリ秒単位の遅れが命取りになります。 もう一つの注意点としては、フラッシュライトを使用する場合いちばん低いパワーで使用してください。さらに、フラッシュライトのうち一つを親機としてトリガーやスイッチとつなぎ、スレーブモードでほかのフラッシュライトも同時に点灯するように設定をしてください。

撮影の隠されたトリック深呼吸して、リラックスしてください。ここでは、ハイスピード撮影が一段と楽になり、成功の確率が10倍上がるトリックをお教えします。準備はいいですか? 秘密はカメラのバーストモードの機能にあります。カメラをハイスピードバーストモードに設定してください。さらにカメラをマニュアルモードにして絞りとシャッタースピードを使用する光に合わせて変更してください。

カメラのシャッターボタンを押すと、写真を撮影し始め、シャッターボタンを離した時点で撮影が終わります。カメラが実際に撮影する写真の枚数はカメラの種類によって異なりますが、おおよそ5から20枚/s撮影しています。ミラーレスカメラはFPSやDSLRカメラより多く撮影が可能です。この方法の撮影では、シャッターボタンを押し、撮影するものにアクションを起こし、それが終わった時点でシャッターボタンを離します。

この方法で撮影することで、完璧にキャプチャーできる確率がぐんと上がります。フラッシュライトを使用し他撮影でもこの方法で撮影することができますが、撮影速度は半分もしくはそれ以下になるので、気を付けてください。 この記事が、ハイスピード撮影の理解につながり、良い撮影ができるヒントになればうれしいです


MIOPSはいろいろな使いみちがありますので、こんな使い方はできないのかな?という疑問があれば、こちらからお気軽にご相談下さい。


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