2色式温度計測の原理・アルゴリズム|株式会社ノビテック
Q
2色式温度計測の原理・アルゴリズムはどのようなものですか?
A
一般的なサーモビューワは、1つの波長を選択し、選択した波長での熱放射強度を元に温度を算出しています。 多くの計測対象は、基準となる黒体と比べ「色・材質・表面状態」が違うことによって熱放射強度が変化するので、計測器に「計測対象は何か?」を入力する必要があります。これを一般的には放射率の補正と言います。2色式では、可視光域~近赤外域における2つの波長を選択し、選択した2波長間の熱放射強度比を元に温度を算出しています。このように計測対象の熱放射の「強度」ではなく、「強度比」を元に、基準となる黒体の熱放射強度比を照らし合わせることで、放射率補正をキャンセルして高精度な温度計測が可能となっています。
詳細に関しては下記URLをご覧ください。
https://www.nobby-tech.co.jp/dcms_media/other/thermera_2_color.pdf
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